当院にお越しの客様の中に
鍼施術をしていても 他のお客様とは違い 鍼の痛みを強く感じる方がおられます。
そのような方は 【マグネシウム不足】という原因が隠れているかも。
日常生活に マグネシウムの摂取量が足りていない場合があります。
マグネシウムは本来
日本の食卓に上がる 春菊 豆腐 おから オクラ のり ほうれん草 枝豆 ゴボウ 昆布
などから摂れるもの。
食事をしながら マグネシウムとカルシウムが
バランスのとれた状態で 体に入ってきていました。
現代の
様々な飲料には カルシウム添加されたものはありますが、
マグネシウムの添加は 少ないように見受けます。
このような人工的な調整により
カルシウムの摂取量が相対的に増加するのであれば、
カルシウムとマグネシウムのバランスは崩れます。
バランスが崩れると
体内の筋肉や神経に影響を与え、痛みを感じやすくなることがあります。
特にマグネシウムは、筋肉の弛緩や 神経の健康に 重要な役割を果たしています。
不足すると、筋肉が過緊張しやすくなり 鍼施術に悪影響が出ます。
さらに、現代の食事の添加物に リンが多過ぎることにより
副甲状腺の機能を高めてしまい、
甲状腺ホルモンが血液中のカルシウムを増やす命令を出すので
骨のカルシウムまでが流れ出し
腎臓にカルシウムが沈着する
という悪循環も起きます。
カルシウム過剰摂取
カルシウム多過ぎ な背景は
・食品に添加されたカルシウムと
・リンが甲状腺を刺激し骨のカルシウムが流出する
2重の過剰と
・食生活の変化による マグネシウムの摂取不足 が
独特の 体の硬さを生んでいます。
今日のポイント
日々の食事に関して マグネシウムを意識して摂取することが 大切です。
意外かもしれませんが 鍼施術の効果を高め、痛みを軽減する助けとなります。
ぜひ 大豆製品をしっかり食べて マグネシウム不足にならないよう頑張りましょう。
ムネトモ鍼灸院でした。